特選AVレビュー『官能時代拷問大全 女囚幻想 川上ゆう』

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本作は、現代と江戸時代が交錯する物語。不倫は不義密通の罪として厳しく罰せられた昔。一人の女が受けた恥辱と拷問は、まさに公開処刑そのものだ。叶わぬ恋と満たされない想いから、女は妄想の中で興奮を得るようになっていく。川上ゆう演ずる不倫の女が、不条理な拷問の数々から目覚めた快感の世界を堪能しよう。

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本作は非常に臨場感溢れるストーリーになっている。脚本や構成も素晴らしい。1本の映画として十分楽しめる展開だ。始まりは現代から。家庭のある男を愛してしまったがために、愛情不足や距離感を感じ始める女。おざなりなセックス、終わればさっさと帰宅してしまう男。こんな都合のいい女では(私の女盛りは過ぎ去ってしまう……)心の叫びが聞こえそうだ。もっと愛されたい、一人にしないで欲しい。そんな願いも現実では許されるはずがない。自分は多くを望めない運命なのだ。女はよく分かっているつもりでも、心身共に満たされる何かが欲しかった。純粋なるその思いは、1つの宅配便が届いたことから花開いていく……。

箱を開封すると、そこには書物・麻縄・2つの蝋燭があった。女が取り寄せたものだ。緊縛の魅力が詰まった「緊美研通信」の1つを手に取り、ページをめくるたびに飛び込んでくる縛りの世界。目が留まると、女の熱い情感がじわじわと湧き上がってくるのだった。男とのセックスでは得られなかったエクスタシーを得られるのは、これだと一瞬で悟った表情をする。まだ男とのセックスを終えて間もない熱気帯びた肢体は、縛りの世界を片手に、秘部を慰める行為と合わさって、一気にエスカレートしていく。

ここから時代劇調の物語に一変。女は女囚となって、不義密通の罪で問われ、「人の道を外したからだ」と咎められて、投獄される身となっている。前屈するように拘束され、背中から踏みにじられる拷問が早速始まる。現代編とは全くイメージが異なる川上ゆうのエロチックな容姿にも注目してもらいたい。まとめ上げられた髪がところどころ解け、淫靡で官能的かつ哀愁漂う風貌に惹きつけられる。不義密通の罪をなかなか認めないばかりに、数々の拷問に耐えることとなっていく。

吊るし上げの刑に処され、そのまま竹鞭で痛めつけられれば、涙を浮かべながら悲痛なる叫びを上げた。竹鞭は鋭く痛みも相当なものだ。美しい肢体に切り刻まれるように、容赦なく竹鞭が振り下ろされる。女は痛みを我慢できず、甲高い絶叫が牢獄に響き渡る。しかし、まだ拷問は始まったばかり。白状しない女に対し、逆さ吊りで水攻めの拷問が続いていく。ゴブゴブと息苦しそうな音を鳴らしながら、水中でも助けを請う。「許してください……何もしていません」女が正直に認めない限り、この拷問は永遠に続くのだ。幾度も許しを願う言葉を口にするも、女は口を閉ざせば閉ざすほど、拷問の激しさが増していくことなど、思いも寄らなかったのだ。逆さ吊り・水攻め・竹鞭と3点拷問に耐える女の表情は、眉間の皺を一層深めながら歪んでいった。

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そして、再び現代へと戻って来る。ここが本作の見どころ。拷問の夢から覚めた女の陰部は既に愛液で溢れていた。アップで光り輝く雫が、おマ○コをびしょびしょに濡らしているのが分かる。麻縄を手に取り、自分で股縄のように擦り上げながら、オナニーに耽る女。いよいよ縄酔いの扉を開いてしまったのだ。麻縄が愛液で湿り気を帯びていくのも、画像で確認してもらいたい。きっと、観ているうちに自分の股間が熱くなっていくのを感じるはずだ。激しさこそないものの、甘美でエロチシズムが詰まったシーンとなっている。初めて味わう麻縄の刺激は、思っていたよりも快感だったのだろう。俯瞰からのカメラワークで、全身の悶え具合が優越感を抱かせてくれる。この快感を知ってしまったら、もう後戻りなどできない。

本作は、現代と江戸時代のパラレルワールドにいるようなストーリーで、それは女の幻想を叶えられる唯一の世界だった。棒縛りで上半身を固定され、天秤のような姿のまま、厳しい折檻は続く。胸縄に棒を差し込まれてねじられ、縄はより一層食い込んで苦しくなる。投獄された女に自由などなく、白状したとしても許されるとは限らない。美しい肢体に縄がぐいぐいと締め上げられていく様は、十分鑑賞の価値あり。

現代に戻ると、料理をする可愛らしい女の姿があった。男を待っているのだろうか? ふいにチャイムの音がして出てみれば、宗教の勧誘だった。「あなたは幸せですか?」の問いに戸惑い、男の顔がスローモーションになりながら、慌てて扉を閉めてしゃがみこむ。自分の人生はこのままでいいのだろうか?女としての幸福とは何か?ふとそんな疑問に駆られたのだろう。再び、緊美研通信を手に取り、衝動的に縛られることを欲してしまう。ここからのシーン展開は目を離さずに観て欲しい。女の妄想が炸裂し、罰せられることに魅了されていく。

「お許しください……」幾度も許しを請うが、熱蝋攻めで乳首やおマンコを集中砲火されてしまう。熱蝋の熱さもさながら、黄色味帯びた蝋燭が精子を垂らされているかのようで、いやらしさを醸し出しているのも必見。熱がおマンコを刺激し続け、耐えきれずに失禁してしまうシーンもある。これは予測不能な失禁だ。チャイムを鳴らした男は、ここでは坊主となって折檻に加わる。「許してくださいまし……」「こんなもんで済むと思うなよ」現実世界で出会った男たちは、女の幻想世界で自分の欲望を満たす支配者となって登場するのだ。まさにパラレルワールド。引き込まれていく展開だが、まだここではチャプター3。本作はチャプター5までの構成だから、まだまだ中盤。後半までじわじわと迫り来る理不尽ないたぶり行為を楽しんでもらいたい。

チャプター4は絶対に見逃してはならないシーン。いよいよ本格的な縛りに目覚める場面となる。自分で服を脱ぎ捨てながら、妄想へのスイッチが入る瞬間を目撃すべし。遠い目が儚い印象を与えてくれるが、その目線の先にあるものは麻縄。やがて自分自身を縛り上げていく。麻縄で乳首をなぞるように揉み上げ、喘ぐ声は深い吐息混じりで実に切ない。ねっとり濡れるおマンコがしとやかさを色付けし、画面を通じてその粘りを感じ取れるだろう。やがて、加速して自分で自分を痛めつけるようになる。火を灯した蝋燭を手に取り、「あっつぅいぃ……」と恐々とした表情で熱蝋を自ら浴びていくのだ。自慰行為が一気にヒートアップしていき、遂には熱蝋をおマンコに浴びせながら、鋭い刺激でこれまで感じたことのないオーガズムを得ることができるまでに達する。この瞬間は秘密めいていて、何ともエロい。誰も知らない女の秘部を見ることができるだろう。必見だ!

時は江戸時代へとまたもやタイムスリップ。このシーンでは、ようやく不義密通の罪を女が認めることとなる。認めなければ折檻され、認めればお仕置きが待っている理不尽な展開だ。坊主までもが加わり、3Pを強いられることとなる。おマ○コには坊主の肉棒が、口には仕置人の肉棒と、串刺しのプレイが楽しめる。かなり淫乱なお仕置きプレイに仕上がっていて、このシーンだけでもリプレイしたくなるだろう。お仕置きの果てに女がどうなっていくのか、そして現代に戻った女はどう変わっていくのか、その目に焼き付けて欲しい。

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本作は実に多彩な縛りを披露している。主に上半身を軸に置いた縛りだが、美と苦を融合した見事な構図になっていると感じた。女の「願いを叶えたい」という要素がプラスされ、羞恥と恥辱の中から喜びを得ようとするガツガツした部分も垣間見られる。しかし、それは描写として描かれているというより、シーンの背景にあるもの。現実世界の女と江戸時代の女をよく見比べながら、女の欲情と心の変遷を覗き見るのもまた面白い見方だろう。川上ゆうのおマンコが、男たちによって、自分自身の手で、どんどん汚されていく様子は見逃さないでもらいたい。

文ー角 由紀子

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